反面調査とは、税務調査の手法の1つで、調査対象者の取引先等に対して実施される税務調査のことです。ここでは取引先が反面調査を受けた際の対処方法
税務調査での反面調査(取引先への調査)を止めさせたい場合は、自ら帳簿や請求書などの資料を揃えて税務署へ先回りして提出し、取引先に対する調査の「必要性」をなくすことが最も効果的な対処法です。 [1, 2]
反面調査の回避と被害を最小限に抑えるための具体的なステップは以下の通りです。
- 資料の先回り提出: 調査官が取引先に求める資料(請求書や契約書など)を、自身の責任で取引先から取り寄せ、税務署に直接提出します。これにより、税務署が取引先へ直接連絡する理由を潰すことができます。 [1]
- 顧問税理士への即時相談: 税務調査に強い税理士を立てることで、調査官の不当・過剰な要求に対して税法の観点から適切に反論・牽制してもらえます。
- 取引先への事前連絡: 税務署から突然取引先に連絡がいきトラブルになるのを防ぐため、事前に「税務調査が入っており、連絡がいくかもしれない」と事情を説明し、協力を仰いでおきます。
- 不当な反面調査への抗議: 帳簿等に不備がないなど、反面調査の正当な理由がない場合は、調査官に対してその必要性の説明を求め、中止を要求します。
反面調査は、納税者の帳簿に不備がある場合や、事実関係の解明のためにやむを得ず行われるものであり、納税者側が直接拒否することは困難です(拒否には罰則規定があります)。そのため、「調査先に行かなくても済む状態を作る」ことが最大の防御となります。
反面調査の法的根拠や具体的な対応については、国税庁の税務調査に関するガイドライン等でも確認できます。
現状をより詳しく把握し、最適な対策を練るために以下の点をお聞かせください。
- すでに税務調査は始まっていますか? それとも事前の段階ですか?
- 税務署が反面調査を示唆した理由(または確認したい事項)は何ですか?
- 顧問税理士はすでに同席・サポートしていますか?